蟹の思い出あれこれ

子供の頃は、親ガニ1枚がおやつで食べられた時がありました。

親ガニは小ぶりで、食べるのも厄介です。

殻を噛み砕いてガリガリといわせながら食べていました。

卵もなかなか食べにくく、噛んで吸い込むようにして食べた思い出があります。

次第に蟹の値段が上がり、おやつに食べられなくなり、カニの味噌汁で親カニを味わうようになりました。

今は高値のハナで、味噌汁も数回と少なくなりました。

松葉ガニは、めったに食べられませんね。

松葉ガニは、水ガニを食べるくらいですがこれも高くなりました。

一般的に食べられている水ガニがおかずの晩ご飯は、何から食べるかといえば、親指からです。

一番おいしい味のいい親指をゆっくり味わって食べてから、カニの解体です。

指をはずし、甲羅をはずし、蟹みそを丁寧にとりだしながらそのまま食べ、空になった甲羅はごみ入れ代わり。

厄介なところから身をはずし、ごはんの上におきながらせっせと身と取り出します。

この作業が終われば後は、指を1本ずつ節を折り、一方から押しながら吸って身を食べていました。

指を食べ終わってから、先程の身をほぐしたカニとご飯の即席のカニご飯。

時には甘酢をかけて食べました。

カニの殻のしっかりとしたカニは、残念ながら食卓にのることはなくなりました。

松葉ガニ1枚が5000円、1万円するのですから食卓から消えてしまいました。

食べられるのは水ガニだけ。

忘年会シーズン、カニ膳の時のことです。

カニとお酒は、私にとって相性がとても悪く、悪酔いしてしまいました。

しばらくはカニも食べられないくらい美味しい蟹をからだが拒否し5年くらい食べませんでした。

これ以後、お酒の席では飲まなくてもカニは手を付けないが私の心得になってしまいました。

松葉カニが高くなり食べられなくなりだした頃から、ベニズワイガニが出回るようになりました。

ベニズワイガニの味は松葉ガニとは違い、あまり食べることがないですね。

昔のようにカニの資源も回復して食べられるようになればよいのですが、年々に水揚げが減っています。

また、水揚げされるカニも大きさが小さくなっています。

日本人は、ブランド化を好む人種なのでしょうか、松葉カニも水揚げ地が分かるようにブランド化されていますが、この数も年々減る傾向がみられます。

松葉ガニも養殖が難しい食材です。

冬の旬の到来を告げる天然のカニも、消えるしまうのでしょうか。

昔のように、松葉ガニがたらふく食べられるのが当たり前の資源の回復を願ってやみません。

美味しいカニの選び方

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