糖尿病の基礎知識 その2

糖尿病の診断はどのようにするの?

糖尿病の診断には、次の検査を行います

診断のための検査と糖尿病型とされる値
①早朝空腹時血糖値126mg/dl以上
②ブドウ糖負荷後2時間値200mg/dl以上
③随時血糖値200mg/dl以上
④HbA1c(NGSP)が6.5%以上
*①~④のいずれかが確認された場合は「糖尿病型」と判定

 糖尿病の基礎知識 その2

糖尿病の基礎知識 その2

⑤早朝空腹時血糖値110mg/dl未満
⑥ブドウ糖負荷後2時間値140mg/dl未満
*⑤および⑥の血糖値が確認された場合には「正常型」と判定

●上記の「糖尿病型」「正常型」いずれにも属さない場合は「境界型」と判定される。

検査の結果、「糖尿病型」「境界型」「正常型」と分けられます。
血糖値とHbA1cはできるだけ同日に測定し、①~③のいずれかと④が糖尿病型と確認されれば、1回の検査で糖尿病と診断できます。
また、血糖値のみでも、糖尿病の典型的な症状がある場合などは、1回の検査で糖尿病と診断されます。
ただし、HbA1cだけの反復検査では糖尿病と判断する事はできず、少なくとも1回は血糖値が糖尿病型を示すことが必須となります。

高血糖は動脈硬化の危険!
近年、糖尿病の人や境界型の人は、血管が動脈硬化のすすんだ状態にあることがわかってきました。
動脈硬化が進むと、血管の壁にプラークと呼ばれる「おでき」のような組織が形成され、血液の流れが悪くなります。
まら、プラークが破れると、血管を詰まらせ、脳梗塞や心筋梗塞などにつながる危険性もあります。
さらに、こうした命に関わる重大な病気を引き起こす可能性は、肥満や高血圧、脂質異常症の合併や喫煙によっていっそう高まります。
糖尿病の人はもちろん、境界型の人も、動脈硬化を進行させないように、生活習慣の改善に積極的に取り組みましょう。

糖尿病って放っておくとどうなるの?

高血糖状態が続いても自覚症状はありません。
しかし、徐々に神経や血管は障害され、合併症や様々な病気を引き起こす原因となります。
それが糖尿病の怖いところです。
よく怒る合併症は糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害で、これらは三大合併症といわれています。
また、心筋梗塞や脳梗塞などの血管の病気も起こしやすくなります。

これrたの合併症を防ぎ、健康な人と変わらない日常生活を送るために、早めに生活習慣を見直し治療を始めましょう。

治療の目標って?

糖尿病の治療の目標は、合併症の予防ですが、日々の治療の指標となるのは、血糖コントロールの値です。
血糖コントロールの指標となるのは、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)で、過去1,2ヶ月間の平均血糖値を反映します。
日々の指標となるのは、SMBGでも測定できる血糖値です。

糖尿病にはどんな治療法があるの?

治療法には、食事療法、運動療法、薬物療法があります。
それらを組み合わせて、主治医の指導のもと治療方針が決められます。

食事療法
糖尿病治療の最も基本となる治療です。
規則正しく、バランスの良い食事を摂るようにしましょう。
目標となる摂取カロリーは超えない範囲で、出来るだけ多くの種類の食材を食べるようにしましょう。

運動療法
運動療法は血糖値を下げたり、インスリンの働きをよくするなど、さまざまな効果が得られます。
毎日少しづつでも継続することが重要です。

薬物療法
食事療法と運動療法を行っても血糖のコントロールが不十分な場合は、薬物療法が必要となります。

治療の他に気をつけることは?

糖尿病においてセルフケアはとても重要です。

足のケア、歯磨き、血糖測定などのセルフケアを行って、小さな変化でも気づいたらすぐに主治医に報告するようにしましょう。
あなた自身の小まめなチェックはとても大切です。

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