手作りおせち、美味しいけれど無理です

今や、おせちは購入する物という感覚になって久しくありません。

デパート、料亭、お寿司屋さん、レストラン、スーパー、コンビニ、果ては中華料理のおせちまで、ありとあらゆる所で重箱に入れた「おせち」という名の商品がお正月に向けて売り出されています。

そんな私もここ何十年かはずっと市販のおせちにお世話になっています。

それはやはり年末迄仕事をしているからと言う理由です。

例年、12月28日迄働き1月4日頃から出勤というパターンです。

年末年始普通に休める仕事という事には十分感謝です。

でも、せめてお正月位は楽をしたい。

特に子育てしている主婦や、仕事と家庭を両立させている女性、中には介護をされている方もいるでしょう。

年末迄普通に忙しかったのに、休みに入って大勢でごった返しているスーパーで食材から何から何まで買うなんて、まして家に帰って下ごしらえして、鍋をいくつも使い料理するなんて気が遠くなりそうです。

おせち料理は、いつも忙しい家庭の主婦も、せめてお正月位は台所に立たずにゆっくりできる様にと日持ちの良い料理で考案されたとも聞きます。

もちろん、元々それぞれに縁起の良い由来はあるとの事ですが。

そう考えたら、現代のおせちの外注も忙しい女性の為という本来の意味に合致していると思います。

だから、こんなにも一般的になったのだと思います。

私が今まで購入したのは、近所のスーパーやコンビニのおせち、ネットで注文した料亭らしき所のおせち、そしてビストロのおせちです。

ほとんどのおせちは、お馴染みの伝統的な物が重箱に綺麗に詰められていました。

黒豆、数の子、田作り、紅白のかまぼこ、伊達巻、栗きんとん、たたきごぼう、昆布巻、紅白なます、煮物といったところでしょうか。

どれも綺麗で豪華です。

しかしどれも甘くて味が濃く、味覚的にも何かしっくりこない感じです。

やっぱり手作りにかなわないのは仕方ないと思いながら食べる事になります。

実は過去に料理本を購入しておせち料理を一通り作った事があります。

一部現代風にアレンジして、手に入る食材で調理しやすい方法にしたレシピでしたが。

例えば、伊達巻は白いはんぺんをミキサーにかけて卵と混ぜて作ります。

勿論、砂糖などの調味料も入れて卵焼き用のフライパンで焼くのです。

綺麗に巻きながら焼けば市販の物と遜色がなく、甘さも自分好みの物が作れて、それはそれは美味しいです。

自分自身でも今でもあの美味しさは忘れられないほどです。

同様に、栗きんとんや田作り等も甘さ控え目で飽きのこない物が出来ます。

自分で作れば自分や家族の口にあったおせちを作れるとわかっていても、忙しさには勝てません。

そんな中、去年利用した近所のビストロのおせちはとても美味しかったです。

イタリア料理とフランス料理が混ざった様な感じで、キャビアやトリュフを使ったり、鴨やイベリコ豚を使ったりした素材も凝った物で珍しく、食べていて家族でとても盛り上がりました。

なので今年もビストロのおせちが良いかなと今から考えています。

ちこり村 おせち

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