私と家族のクリスマスケーキの想いで

クリスマスケーキと言えば、まだまだ私が小学生の頃までは、家族皆で食べていましたね。

年に一度のホールケーキに白いクリームと、イチゴが乗っていて、お菓子の家とサンタクロースにトナカイと言う、定番のケーキが大好きでした。

これこそご馳走だとおもいました。

甘いクリームにふわふわのスポンジ、甘酸っぱいイチゴに弟と取り合いになったお菓子の家などの飾り付け、どれをとってもクリスマスケーキは、ケーキの王様だと今でも思います。

私の家ではケーキを食べるタイミングは、夕食の後なのです。

夕食にチキンとサラダを食べて、しばらくしてから、ケーキを冷蔵庫からだします。

ろうそくに火を付けて電気を消して、お祈りしてから消して切り分けます。

お祈りするのは、私の家はクリスチャンだからです。

キリストの生誕のお祈りをささげてから頂くのです。

切り分けて皿に盛りつけて、じゃんけんで飾り付けを選ぶ順番を決めて分けます。

毎年真剣勝負で、じゃんけんに挑みます。

勝った方から飾り付けを選びます。

それから食べ始めるのです。私は飾り付けを後回しにして、イチゴから食べ始めます。

それからクリームたっぷりのスポンジケーキを食べて、最後に飾り付けを食べます。

両親は食べきれないと明日に残しますが、私は食べきってしまいます。

ケーキを買うお店は、矢張り百貨店の中の不二家で購入していました。

一番飾り付けが可愛いからでした。サンタのキャラが、コロッとしていてとても可愛いからでした。

ぺこちゃんとどちらにするのか、悩んでしまうのですよね。

今はより取り見取りですけれどね。

一時アイスケーキになった事もありました。

両親がスポンジケーキを苦手になったからでした。

年とともに、スポンジが胃に重く感じるようになったらしいのです。

あれから随分経ちました。

家族全員集まってのクリスマスケーキもとうとう最後になりました。

父が食道がんに罹り闘病二年続いていて、流動食しか食べられなくなって、弟が購入してきたケーキを出してきました。

「もうケーキ位なら、良く噛んで食べたら良いじゃないか。」と言って、切り分けて皆で食べました。

それから二か月程で、亡くなりました。

病院のベッドで「最後に食べたケーキ美味しかった」と言っていました。

クリスマスケーキは私達家族の、絆とも言える大切で特別なケーキだったのだなと思いました。

これからは大切な人と、一緒に食べるケーキを見つけたいなと思っています。

三越クリスマスケーキ

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